各診療科・部門Medical Servive 2
放射線科
放射線科では、病気の診断・治療効果の判定を目的とした各種検査を実施しており、安心して検査を受けていただけるよう、被ばく低減に取り組んでいます。
また、知識・技術の向上を図り、より質の高い画像を提供するよう心がけることで診療に貢献できるよう努めています。
一般撮影検査(東芝製 BLR-1000A)
一般撮影検査は、いわゆるレントゲン検査のことで身体にX線を当て、透過したX線の吸収差を利用することで白黒の画像(レントゲン画像)を得るものです。
当院の一般撮影装置は高精細なデジタルシステムを取り入れており、低線量で高画質の画像を医師に提供しています。
また、当施設は高精細・高画質な画像を、少ない放射線の量で撮影可能なFPD※を導入しています。
※フラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector)の略で、高感度・高解像度な特性により、少ないエックス線量で高画質な画像を得ることができます。
MRI(1.5テスラMRI 東芝製 VantageTitan)
当院のMRIは最新の高磁場(1.5テスラ)装置であるため、短時間で高画質の検査が行えます。
検査音は従来より静かで、広くて閉塞感の少ない検査スペースでリラックスして検査を受けていただけます。
またLED照明を使用した明るい設計となっているため、暗い場所が苦手な方でも安心して検査を受けていただけます。
CT(16列マルチスライスCT 東芝製 AquilionLightning)
当院では最新マルチスライスCT装置を導入し、1回転で16列32スライス画像撮影が可能です。当院のCTは数あるCTの中でも卓越した性能を持ち、検査にかかる時間はほんの数十秒程度です。検査の間には何も感じることはなく、あっという間に検査が完了します。また、高詳細検出器の出力向上とノイズを低減させる最新技術により、検査時の被ばく線量を軽減することができるため、安心して検査を受けていただけます。また、CTは院内ネットワークで接続されているため、検査後すぐに画像をお見せしながらご説明します。
X線TV装置(東芝製 XEXIRA-DREX-ZX80)
X線TV装置は連続的にX線を出すことで、普通のテレビのように体の動きや状態を動画として確認しながら、最適なタイミングで画像を撮影する装置です。全てデジタル画像で収集されているので検査後に画像処理が可能になっています。