医療法人須佐病院

073-427-1111
受付時間:AM9:00〜PM6:00

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整形外科Medical Servive 1

当院の特長

小さな子供から高齢者まで幅広い年齢層の方を対象として診察をおこなっております。
1日約250人の外来患者様が通院治療で来院されます。
患者様の生活背景(仕事、家族構成、自宅環境)を考え、その患者様に対してどの治療が適切かを考え治療にあたっております。
主な疾患として、変形性関節症、脊椎圧迫骨折、脊椎疾患、外傷の骨折等の治療をおこなっております。
手術件数は年間約600件。
手術が必要な方に対してはできるかぎり早期で手術を行えるよう体制を整えております。
変形性膝関節症に対する人工膝関節置換術において2025年4月から手術支援ロボットも導入しました。
リハビリに関して365日リハビリを提供しており、術前~術後にかけ切れ目のない治療が可能となっております。
2025年4月から変形性関節症に対して再生医療の治療の認定が受理されました。
今までの注射や薬での保存療法、手術療法に加え、新しい選択肢が加わることで、変形性関節症の痛みの改善、そして進行を遅らせることも期待できます。
患者様の状態や生活背景も視野に入れ、当院では変形性関節症に対して再生医療を用いた治療もおこなっております。
最先端の医療技術、医療機器を導入し患者様へよりよい医療を提供しております。
適切な治療を行うことで充実した生活を送れることが可能となります。 職員一同、「心のこもった地域医療」を念頭に、目の前の患者様おひとりお一人を「もし家族であったならどのような治療をするか」を考え、高い倫理観に基づいて、上質で心のこもったチーム医療をおこなってまいります。

変形性膝関節症

近年高齢化社会に伴い変形性膝関節症の患者様が増加傾向にあります。
当院では患者様の生活背景等を考慮し、どの治療が最適かを選択して治療をおこなっております。
「自分の足で生涯歩き続ける」を目標に治療方針を決めております。
保存的治療(ヒアルロン酸注射や薬、リハビリ)で改善されなかった場合、人工膝関節手術、内視鏡手術等の手術的治療の提案をおこないます。
2025年4月から手術支援ロボットを導入しました。
より正確で低侵襲の手術が可能となり、感染リスクの軽減や患者様の負担の軽減が可能となっております。
また、手術的治療に抵抗がある方に関しては再生医療の治療も選択が可能となっております。
再生医療に関しては自家多血小板血漿を用いた変形性関節症の治療(PRP治療)、自家濃縮骨髄液を用いた難治性の骨髄異常陰影の治療(BMC治療)、脂肪幹細胞を用いた変形性関節症に対する再生医療(ASC治療)をおこなっております。
選択肢を広く持ってこそ、効果的な治療に繋がると考えます。

脊椎疾患

脊椎専門医(毎週火曜日)による専門的な治療・手術をおこなっております。
近年増回傾向にある脊椎圧迫骨折に関しては、寝たきり等を防ぐため積極的に治療をすすめております。
寝たきりによる筋力低下を防ぐため術後早期からリハビリを提供しております。
主な疾患;脊椎圧迫骨折、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア

外傷

コロナ流行以降、筋力低下が原因で転倒の件数が大幅に増加されました。
転倒の影響で大腿骨骨折や上肢・下肢の骨折の件数が増加傾向にあります。
早期の手術を施行することが今後の生活にも影響を及ぼします。
高齢者による骨折は長期臥床による寝たきりや認知症の進行などによってADLだけではなく生命予後も縮める骨折ともなります。
当院では手術が必要な場合はできる限り早期に手術にとりくめる体制を整えております。
早期に手術にとりかかり、痛みの改善と歩行やADLの改善に努めております。
また外傷骨折の術後の治療として骨癒合促進の為の医療機器も導入しております。
一度骨折を起こすと骨折が連鎖する場合がございます。
その連鎖を防ぐために骨粗鬆症の治療も必要になってきます。
二次骨折を防ぐ為の検査、服薬指導、運動指導等も積極的に行っております。